多彩なゴールドの世界
まずはゴールドのお話からです。
日本では一般的に高品質とされいるK18ゴールドも、実はさらにその上があるという事をご存知でしょうか。
ゴールドは世界共通の単位(K)と24分率の整数で表されます。いわゆる純金といわれる混じりけの無いゴールドはK24、その後K22、K18、K14、K10と続き、後ろの数字が少なくなるほど金の割合が減っていきます。
純金であるK24が最高品質ですが、金属として柔らかい特性を持つ為、傷がつきやすい、変形しやすいという点からジュエリーには向いていないとされています。
その点、ジュエリーの中で高品質とされているK18ゴールドは75%の金と、他の金属(銀や銅、パラジウムなど)を25%混ぜることによって強度を増し、さらには混ぜる金属によってピンクゴールドやホワイトゴールドといった色味までも変えることができるのです。