ジャーナル
vol.49

シンプルな婚約指輪の魅力とは?
長く愛用できる指輪の選び方

シンプルな婚約指輪の魅力とは?長く愛用できる指輪の選び方

「婚約指輪」と聞いた時に、ふたりの結婚を祝福するかのような華やかなデザインのものをイメージする方は多いかもしれません。しかし、指になじみやすく普段使いしやすいシンプルなデザインの婚約指輪も人気を集めています。
ここでは、シンプルなデザインの婚約指輪の魅力や、シンプルだからこそ意識したい選び方のポイントなどをご紹介します。

シンプルな婚約指輪の魅力

シンプルな婚約指輪の魅力

結婚指輪に比べると、婚約指輪はデザインの種類が豊富にあります。華やかなものから落ち着いた印象のものまで、好みに合わせて選びやすいのが魅力です。
そのような中で、シンプルなデザインの婚約指輪は高い人気を誇ります。シンプルな婚約指輪には、どのような魅力があるのでしょうか。

日常的にたくさん着用できる

婚約指輪は、友人や知人の結婚式、デートといった特別な日はもちろん、日常的に着けることができます。結婚後、子どもの入学式や卒業式などの際に身に着けるのも良いでしょう。

とはいえ、あまりにも華やかな印象の婚約指輪だと、普段使いする際にファッションと合わせにくかったり、指元だけ浮いたりすることも考えられます。
一方で、装飾が控えめでシンプルなデザインの婚約指輪なら、ちょっとしたお出かけからフォーマルな場面まで、シーンを問わずに着用することができます。婚約指輪を着ける機会を増やすことが可能です。

また、シンプルなものは指輪が悪目立ちすることもありません。職場で婚約指輪を身に着けたい方も、シンプルな婚約指輪を用意するのがおすすめです。

ファッションに合わせやすい

パーティーシーンには映えるものの、普段の洋服とは合わせにくいなど、華やかなデザインの指輪は合わせるファッション選びが難しいものです。ファッションや身に着けるアクセサリーによっては、指輪だけ浮いてしまうことも考えられます。

シンプルなデザインの婚約指輪は、フォーマルからカジュアルまで、さまざまなファッションに合わせることができます。ダイヤモンドを主役にしてコーディネートを組み立てたり、ファッションのアクセントとして身に着けたりと、使い方の幅も広いです。
他の指輪と重ね着けするなど、指輪の楽しみ方の幅を広げられる点も魅力です。

ダイヤモンドの美しさが引き立つ

その中でも定番かつシンプルなデザインが、リングの中央にダイヤモンドが一粒セッティングしてある「ソリティア」です。シンプルなデザインの婚約指輪だからこそ、中央にあしらわれたダイヤモンドの美しい輝きが引き立ちます。
ダイヤモンドの美しさを楽しみたい方は、シンプルな婚約指輪を選んでみてはいかがでしょうか。

流行に左右されにくい

シンプルで王道のデザインは、時代やトレンドに左右されにくい傾向にあります。はやり廃りがなく、大切な婚約指輪を長く愛用することができるでしょう。
また、個性的すぎないシンプルなデザインは、多くの人が受け入れやすいものでもあります。相手の好みを考慮して選びやすい点も魅力です。

シンプルだからこそ意識したい婚約指輪の選び方

シンプルだからこそ意識したい婚約指輪の選び方

婚約指輪は、一生に一度の贈り物です。後悔することのないように、こだわって選ぶ必要があります。シンプルなデザインだからこそ、選び方には注意が必要です。
具体的には、以下のポイントを確認するようにしましょう。

指になじみやすいものがおすすめ

デザインがシンプルで服に合わせやすいとしても、指なじみが悪いと普段使いするのを控えてしまう可能性があります。指になじみやすいアームを選ぶことが大切です。
ダイヤモンドなどの出っ張りが、服に引っかかってしまうことも考えられます。普段使いしたい方は、ダイヤモンドを留める石座が低いなど、引っかかりにくいデザインの指輪を選ぶのも良いでしょう。

また、結婚指輪との重ね着けを考えている方は、重ね着けしやすいデザインの婚約指輪を選ぶことも大切です。シンプルなデザインだとしても、指輪同士の相性が悪いと重ね着けしにくくなってしまいます。

好きな要素がある指輪を選ぼう

シンプルなデザインは飽きにくいとはされているものの、人によっては「シンプルすぎて面白みに欠ける」と感じることもあるはずです。
使い勝手に優れているなどのメリットはありますが、無理にシンプルであることを重視する必要はありません。

シンプルなデザインと一口にいっても、指輪ごとに印象は大きく異なります。スタイリッシュやエレガントなど、自分自身の好みも意識して選ぶと、より愛用しやすい婚約指輪を見つけられるでしょう。

シンプルだからこそ大事にしたいリングの素材

デザインがシンプルだからこそ、指輪の印象を大きく左右する素材にこだわることも大切です。婚約指輪や結婚指輪の素材といえばプラチナが定番ですが、ゴールド系の素材も人気を集めています。代表的な素材とそれぞれの特徴は、以下のとおりです。

プラチナ

婚約指輪の定番の素材で、美しい輝きが魅力です。丈夫で変色や変質もしにくく、長く愛用することができます。

イエローゴールド

「金」と聞いた時にイメージする色合いの素材です。肌なじみがよく、ファッション性に優れています。

ピンクゴールド

イエローゴールドよりも温かみのある色合いをしています。肌なじみも良く、身に着けやすいのが魅力です

ホワイトゴールド

シルバーに似た輝きの素材で、ダイヤモンドとの相性も良い素材です。硬度が高く、傷つきにくさにも優れています。

カラーによっては、想像以上に存在感が出ることもあります。自分の肌色との相性を確かめたうえで、素材を決めましょう。

ダイヤモンドの美しさにもこだわろう

シンプルなデザインの婚約指輪は、素材だけでなく、中央のダイヤモンドに目が向くものです。ダイヤモンドの美しさにもこだわると、シンプルながら魅力的な婚約指輪になります。
ダイヤモンドの美しさは、ダイヤモンドの品質を定める「4C」に注目してみましょう。4Cとは、それぞれ以下を評価して定められます。

CARAT(カラット)

ダイヤモンドの重さを評価する基準です。重たいほど評価が高くなります。厳密には大きさとは異なりますが、カラット数が大きいほどサイズも大きくなると考えて問題ありません。

COLOR(カラー)

ダイヤモンドの色を評価する項目です。無色に近いほど評価は高くなります。

CLARITY(クラリティ)

ダイヤモンドの透明度を評価する項目です。異物や割れ目などが少ないほど評価が高くなります。

CUT(カット)

ダイヤモンドのカットによる輝きを評価します。4Cの中で唯一、人の手による作業が評価される項目です。

使い方を考えて好みの婚約指輪を見つけよう

使い方を考えて好みの婚約指輪を見つけよう

シンプルなデザインの婚約指輪は、日常的に身に着けやすいのが魅力です。幅広いファッションに合わせやすく、ルール上問題なければ職場に着けていくこともできます。

ただし、シンプルなデザインと一口にいっても、指輪ごとに印象は大きく異なります。使われているリングの素材やダイヤモンドの品質もさまざまです。
「シンプルな指輪の方が使いやすいから」と、自分の好みとは異なる指輪を選んだ結果、身に着けなくなってしまうことも考えられます。自分の好みを意識して、婚約指輪を選ぶようにしましょう。

婚約指輪は、基本的には一生に一度きりの特別な贈り物です。ご紹介した内容を参考に、思い出に残る大切な指輪を探してみてはいかがでしょうか。

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