ジャーナル
vol.45

婚約指輪に刻印は入れる?
特別感を演出できる
メッセージの例

婚約指輪に刻印は入れる?特別感を演出できるメッセージの例

婚約指輪や結婚指輪は、リングの内側に刻印を入れることができます。特別感を出すことができる反面、メッセージは自由に決められるので、どのような刻印を入れれば良いのか悩んでしまうかもしれません。婚約指輪では、どのような刻印を入れるのが一般的なのでしょうか。
ここでは、婚約指輪に入れるメッセージの例や、刻印を入れる時の注意点などをご紹介します。

婚約指輪・結婚指輪に入れる刻印とは

婚約指輪・結婚指輪に入れる刻印とは

刻印とは、婚約指輪や結婚指輪の内側に刻むメッセージのことです。2人の気持ちを込めて、好きな言葉やイラストを刻むことができます。一生残しておきたいと思う言葉やイラストなどを刻めば、世界にひとつだけの特別な婚約指輪にできるでしょう。

ハナユメが行ったアンケートによると、婚約指輪に刻印を入れたカップルは約6割にのぼります。※ 2人の気持ちを婚約指輪に刻んで、特別感をプラスしてみてはいかがでしょうか。

※出典:ハナユメ結婚式準備ガイド
https://hana-yume.net/howto/engagement-ring-carvedseal/

婚約指輪に刻印する手法と特徴

婚約指輪に刻印する手法と特徴

婚約指輪に刻印する手法は、大きくレーザー手法と手打ち手法に分けることができます。2人だけの刻印を入れるために、手法ごとの特徴も覚えておきましょう。

レーザー刻印

レーザー刻印では、刻印したい文字やイラストのデータを機械に送り、機器が照射するレーザーによって刻印を行います。さまざまなフォントやデザインに対応しており、自由度が高いのが特徴です。小さな文字でも読みやすく、精巧な刻印に仕上げられます。

手打ち刻印

職人の手で1文字ずつ打刻する方法が手打ち刻印です。刻印からは、手作業ならではの風合いや、温かみを感じられます。
また、人が打刻を行うので、全く同じ仕上がりになることはありません。世界にひとつしかない婚約指輪に仕上げられるのも、手打ち刻印ならではの魅力です。

婚約指輪で定番の刻印の例

婚約指輪で定番の刻印の例

婚約指輪の刻印は、2人で自由に決めることができます。好きな言葉を刻める反面、何を刻めば良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。
ここからは、婚約指輪に入れる刻印のアイデア例をご紹介します。

イニシャルや日付

2人のイニシャルや記念日は、婚約指輪の刻印の定番です。記念日は入籍日や挙式日だけでなく、プロポーズした日や出会った日などを刻むこともあります。

イニシャルは「イニシャル&イニシャル」や「贈る側のイニシャルto受け取る側のイニシャル」「from贈る側のイニシャル」といった表現が一般的です。

日付の表記は「2023.6.10」「R5.6.10」「Jun 10th 2023」「6/10/2023」など、さまざまなバリエーションから選ぶことができます。

イニシャルと記念日を組み合わせたい時は、「イニシャル&イニシャル'23」などと日付を省略すると、限られたスペースでも刻印を入れられます。

おしゃれな外国語のメッセージ

婚約指輪を贈る人から受け取る人に向けて、プロポーズの言葉や愛のメッセージなどを刻むのもすてきです。
日本語だと気恥ずかしい方は、英語やフランス語、イタリア語、ラテン語、ハワイ語など、好きな国の言葉や、響きの良さで決めるのも良いでしょう。

また、外国語だと、短い文章や単語に複数の意味を持たせられることもあります。限られた文字数の中でたくさんの気持ちを伝えたい時は、外国語を候補にしてみてはいかがでしょうか。

2人の思い入れのある言葉

2人の夫婦としてのあり方や、愛や結婚をテーマにしたメッセージなどを刻印するのもおしゃれです。初めて2人で観た映画のタイトルや、思い入れのあるせりふ、曲のタイトル・歌詞などを刻印しても、特別な婚約指輪になるでしょう。

ダイヤモンドに刻印するのもおしゃれ

ダイヤモンドに刻印するのもおしゃれ

SHINCAでは、リングではなく、ダイヤモンドのガードルに刻印を入れることもできます。ガードルとは、カットされたダイヤモンドの外周のフチにあたる部分です。肉眼で見るのは難しいですが、ルーペで確認することができます。ダイヤモンドの輝きや透明度に、影響を及ぼすこともありません。

人の気持ちは、目に見えないものです。だからこそ、肉眼では見えない場所に伝えたいメッセージを込めるのも、すてきではないでしょうか。

覚えておきたい刻印の注意点

覚えておきたい刻印の注意点

基本的には2人の好きなようにできる刻印ですが、完全に自由に決められるわけではありません。刻印を入れる際は、以下の点に注意が必要です。

文字数や種類には制限あり

刻印できる文字数や種類は、ブランドやアイテムによって制限があります。特に、婚約指輪は中央にダイヤモンドをあしらったデザインが多いので、刻印できるスペースが限られがちです。

長いメッセージや特殊な記号などを刻印したい方は、何文字まで刻印できるか、使用できる文字は何かの2点を確認しておきましょう。 空白も1文字としてカウントされる点に注意が必要です。

また、スペースいっぱいに刻印を入れると、サイズ直しの時にメッセージが途切れてしまうこともあります。スペースには少し余裕を残しておくのがおすすめです。

スペルミスに要注意

刻印を消す際は、地金をのせて刻印を埋めてから、盛った地金をならしていきます。刻印のイニシャルや日付が間違っていたとしても、すぐに修正するのは困難です。
刻印を消したり、入れ直したりできない場合は、間違った刻印が残り続けることになります。外国語のスペルや数字に間違いがないかは、念入りに確かめておきましょう。

また、婚約指輪や結婚指輪は長く身に着けるものです。将来的に違和感を覚えないかどうかも検討しておきましょう。

納期に時間がかかることも

ブランドや婚約指輪を用意する時期にもよりますが、刻印を入れると受け取りまでに時間がかかります。シンプルな刻印で通常の納期+1~2週間ほど、オリジナルのマークやデザインだと1ヶ月以上、指輪のデザインや刻印次第では、受け取りまでに3ヶ月かかることもあります。
婚約指輪が必要な日から逆算して、余裕を持って依頼することを心がけましょう。

刻印を入れてより特別な婚約指輪に仕上げよう

刻印を入れてより特別な婚約指輪に仕上げよう

婚約指輪に刻印を入れると、より特別感のある指輪に仕上げることができます。リングの裏側やダイヤモンドのガードルに入れる刻印は、普段は見ることができないものです。
絶対に必要なものではありませんが、2人の思い入れのある言葉やメッセージなどを刻むことで、よりリングに愛着を持ちやすくなります。

婚約指輪を探しているという方は、2人らしいオリジナルの刻印を入れて、世界にひとつだけの婚約指輪に仕上げてみてはいかがでしょうか。

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