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ジャーナル
vol.38

婚約指輪の値段の相場は
どれくらい?
値段を左右する4つの要素

婚約指輪にかける費用の相場はどれくらい?値段を左右する4つの要素

婚約指輪(エンゲージリング)は、一生の間に何回も購入するものではありません。どれほどの価格を選べば良いのか、誰でもイメージを持ちにくいものです。
世間一般では「婚約指輪の相場は給料の3カ月分」というフレーズも聞かれますが、実際の相場はいくらなのでしょうか。
ここでは、婚約指輪にかける金額の目安や、婚約指輪の値段を左右する要素についてご紹介します。

婚約指輪にかける費用の相場はどれくらい?

婚約指輪にかける費用の相場はどれくらい?

ゼクシィの『結婚トレンド調査』によると、婚約指輪にかける費用の平均相場(全国・推計値)は35.8万円でした。価格帯としては、30~40万円未満の割合が30.5%と最も多く、20~30万円未満が22.8%、40~50万円未満が12%と続きます。※

「婚約指輪は給料3カ月分」といわれることもありますが、この調査結果からは、実際に給料の3カ月分の金額で婚約指輪を購入する方は少なく、20~40万円台のものを選ぶ方が多いとわかります。

婚約指輪を贈るうえで大切なのは、値段ではなく気持ちです。張り切って高価な婚約指輪を用意した結果が、結婚式や新居などに使う費用に響くことも考えられます。
その後の準備に支障が出ない程度に、自分たちの無理のない範囲に費用を抑えることも大切です。

※ゼクシィ結婚トレンド調査2022調べ
https://souken.zexy.net/data/trend2022/XY_MT22_report_06shutoken.pdf

【年代別】婚約指輪の費用の相場

【年代別】婚約指輪の費用の相場

婚約指輪の平均相場は、結婚する女性の年齢によっても異なります。年代別の婚約指輪の平均的な相場をご紹介するので、指輪選びの参考にお役立てください。

20代

結婚トレンド調査によると、女性の年齢が24歳以下だと、婚約指輪の平均相場の割合は30~40万円未満が37.5%と最も多いです。平均は31.8万円となっていますが、10万円未満の婚約指輪を選んだ方の割合も多くなります。

女性の年齢が25~29歳になると、20~30万円未満と30~40万円未満の割合が近しくなります。平均は39.1万円と、24歳以下の世代よりも婚約指輪の金額も少し上がりますが、無理なく購入しやすい価格帯の指輪が選ばれているといえるでしょう。

30代

女性の年齢が30代以降になると、20代よりも婚約指輪の平均相場は高くなります。30~34歳の平均金額は、43.7万円です。
ただし、ボリュームゾーンは30~40万円未満の割合が34.4%で最も多くなります。

35歳以上になると、40~50万円未満の婚約指輪を選ばれた方の割合が27.8%と最も多い一方で、30~40万円未満や50~60万円未満も22.2%の割合で選ばれています。平均金額は48.0万円です。

これらの結果から、年齢によって多少平均相場が変わることはあるものの、20~40万円程度の価格の婚約指輪が人気を集めていることがわかります。

婚約指輪の価格に関わるダイヤモンドの質・デザイン・素材・ブランド

婚約指輪の価格に関わるダイヤモンドの質・デザイン・素材・ブランド

婚約指輪の価格は、使われているダイヤモンドの品質や指輪のデザイン、素材、ブランドによって大きく異なります。それぞれ、どのように価格に関わるのか見ていきましょう。

価格を大きく左右するダイヤの質

婚約指輪の価格を、特に大きく左右するのがダイヤモンドの品質です。品質はGIA(米国宝石学協会)が制定した「4C」という基準で評価されます。
4CはCarat(カラット、重さ)、Color(カラー、色)、Clarity(クラリティ、透明度)、Cut(カット、輝き)の頭文字で、この4つの品質が高いほど、婚約指輪の値段も上がります。

カラット Carat

宝石の重さを表す単位です。その他の品質が同じであれば、数字が大きいほど価格も高くなる傾向にあります。

カラー Color

無色透明に近いほど価値が高くなります。ただし、ピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドなど、カラーダイヤモンドは異なる基準で評価されます。

クラリティ Clarity

ダイヤモンドの内包物や傷の数、位置など、透明度を評価するのがクラリティです。透明度が高いほど価値が上がります。

カット Cut

ダイヤモンドのプロポーションと表面の仕上げ状態(ポリッシュ)、対称性(シンメトリー)を評価するものです。ダイヤモンドの輝きを左右します。

このように、ダイヤモンドの価値には重さ以外の要素も含まれるため、大きいダイヤモンドをあしらった婚約指輪が必ずしも高価なわけではありません。

デザインによって異なる価格感

婚約指輪のデザインも、価格に影響する要素のひとつです。ソリティアやエタニティが、代表的な婚約指輪のデザインとして挙げられます。

ソリティア

ソリティア

ダイヤモンドをリング中央に一粒セッティングしたデザインがソリティアです。ダイヤモンドの美しさが引き立つデザインで、婚約指輪の中でも高い人気を誇ります。

エタニティ

エタニティ

同じサイズ・カットのダイヤモンドを、アーム上に並べたデザインの婚約指輪です。たくさんのダイヤモンドが使われていて、手元に華やかな印象を与えられます。
ダイヤモンドがリングアームの全周にセッティングされたフルエタニティリングと、ダイヤモンドがリングアームの半周にセッティングされたハーフエタニティリングがあります。

>>SHINCAのエタニティリングはこちら

使用するダイヤモンドの品質が同じであれば、リングのデザインが複雑だったり、ダイヤモンドを多くあしらったりしている婚約指輪ほど、価格は高くなる傾向にあります。

リングに使われている素材

リングに使われている素材によっても、婚約指輪の値段は変わります。
婚約指輪の素材として人気なのは、変質・変形などが起こりにくいプラチナやゴールドです。
どちらも希少価値が高い金属なので、純度が高かったり、使用する量が多かったりするほど価格も上がります。そのため、一般的には幅広タイプの指輪ほど値段が上がる傾向にあります。

ブランドが価値を左右することも

婚約指輪は、ハイブランドからセレクトショップまで、さまざまなメーカー・ブランドが取り扱っています。ハイブランドの婚約指輪は、同じ品質のダイヤモンドや素材を使っている別ブランドの婚約指輪と比べて、高額になるケースも見られます。

予算やデザイン、品質といった面を考えたうえで、候補となるブランドをピックアップしましょう。

婚約指輪にお返しをする必要はある?

婚約指輪にお返しをする必要はある?

婚約指輪をもらった女性の方は、相手にお返しをした方が良いのか、お返しを贈る場合はどれくらいの金額が相場なのか、悩んでしまうこともあるでしょう。

婚約指輪にお返しをする必要はありませんが、近年はプレゼントを贈るケースも増えてきています。女性側の気持ちや経済状況などにも左右されるものの、婚約指輪の半額程度のお返しをするのが一般的な相場です。
腕時計やスーツといった実用品が人気ですが、現金を贈るのも問題ありません。

ただし「お返しは必要ない」とパートナーが考えている可能性もあります。お返しをしたいと考えている方は、パートナーと事前に相談しておくと良いでしょう。

婚約指輪選びは金額以上に気持ちが大切

婚約指輪選びは金額以上に気持ちが大切

婚約指輪の全国的な平均相場は35.8万円ですが、女性の年齢などによっても異なります。当人の状況を加味して、無理のない範囲で予算を決めることを心がけましょう。

また、婚約指輪は一生の記念として残るものです。価格だけを気にするのではなく、気に入ってもらえるデザインか、着け心地が良いかといった点を確認することも大切です。

心を込めて婚約指輪を選んで、パートナーに自分の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

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