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1861年創業、彩り続ける

2020/08/13
今与の歴史は京都の幕末まで遡ります。

初代 今西與兵衛(よへい)は京都の東寺界隈で17代続く小間物商の大店「藤屋」に奉公しておりました。その努力が実り、のれんを譲り受け1861年(文久元年)、26才で五条堺町に小間物の卸問屋を構えます。

幕末から明治にかけての動乱の京都で、初代與兵衛は変わりゆく時代に流されることなく、今与の確固たる基礎を築いていきます。そして2代目今西與兵衛により、西洋化が進む京都で和装洋装にとらわれない美しい装飾品や、時代の流れに乗った新しい品物を取り入れ、「おもしろのはな」を咲かせ、小間物商として発展していきました。さらに急速に進む西洋化や海外の品物の流通に合わせ、新たに中国からの翡翠などの宝石輸入を開始。3代目與兵衛により、翡翠・珊瑚・真珠に加えてダイヤモンドの取り扱いを開始しました。

京都ならではの趣向を凝らし、美的感覚を生かした目利きで宝飾品中心に取り揃えた品物は目新しく好評で、東京や大阪、名古屋、福岡など各地に拠点を増やしていきました。4代目今西信一は戦中戦後の混乱を乗り越え、新しい時代のモノ作りのために国内に先駆け製造加工体制を導入し、念願のアトリエを築き上げます。また、5代目今西信裕の時代では海外との取引が本格化し事業を大きく飛躍させました。2011年に6代目今西信隆がその歴史を受け継いでいます。

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